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2009年5月

バック紛失顛末記

 今日は5月21日。昨日の午前中、総務部の社内報担当者から、「今月の社内報のコラム提出期限が今朝なのですが?」と内線があった。すっかり忘れていた。理由は、毎日何度か目を通して予定を確認するスケジュール手帳が手元に無く、コラムの期限を確認できなかったからだ。なぜ無いのか。そのスケジュール手帳を入れたショルダーバッグを紛失してしまったからだ。原稿の期限を今日の午後2時に延ばしてもらい、テーマは安直に「バッグ紛失」と決めたが、執筆にはかかれなかった。11時から婦中町で某社の取締役会、午後3時からは富山県建設会館の株主総会とそれに引き続いての富山県建設業協会の総会があり、総会では私が表彰を受け、受賞者を代表して謝辞を述べることになっていて、謝辞の内容を考えるために午後3時前の2時間ほどの空き時間を充てなければならなかったからだ。総会後の懇親会を終えて真直ぐ帰宅し執筆しようと思ったが、新聞を読みながら居眠りしてしまった。そんな訳で、執筆開始は、ユニバーサルデザイン室のミーティングを終えた今朝7時50分である。そして今は金沢に向かうJRの車中で、膝の上のパソコンで続きを書いている。
金沢お忘れ物センター
金沢お忘れ物センター

 なぜ金沢なのか。一昨日の夕方、金沢お忘れ物センターから、バッグを預かっているという電話が本社にあり、昨日は受け取りに行く時間がとれなくて、今日になったのである。
 前置きが長くなったが、紛失したのは先週の土曜日16日。その日は午後6時から、高校の同期の仲間との食事会が婦中町島本郷のイノベーションパーク内レストラン「ダ・ヴィンチ」で行われた。案内に「JR高山線活性化社会実験にあなたのお力を!」とのコメントがあったので、17時21分発の高山行きの普通列車に乗るために5時前に本社を出た。手にしていたのは、傘、溜まった新聞を入れた大き目の紙袋、そしてお気に入りの黒い革のショルダーバッグ。

 県庁前から市電に乗って富山駅前で降り、JR富山駅の切符販売機で200円の切符を買い列車に乗り込んだ。2駅目の婦中鵜坂駅で降りて、同じ列車に乗っていた同期生やその奥さん達10人ほどで歩いてレストランに着き、レストラン2階の貸し切り部屋の入り口付近の床に、紙袋とバッグを置き、傘を立てかけた。同じテーブルの同期生と、ワインを飲み彼らの子供たちの結婚のいきさつの話を興味深く聞きながら、楽しく時が過ぎた。そして、娘に電話して迎えに来てもらい、皆より一足早くレストランを出た。 
 翌朝、玄関先に紙袋はあるがバッグがない。娘の車に置いたままだと思い、犬と散歩に出たとき車の中を覗いてみたが無い。散歩を終えて、車のドアを開けて再度調べたがやはり無い。それならレストランに忘れたのだろう、しかし、帰る時確かに黒いバッグも目に入ったと思うけれど、大分酔っていたから取り忘れたのかなと思った。朝食後、高岡古城公園で行われた富山県実業団相撲選手権の観戦に雨の中を出かけた。いつも使うデジカメはバッグの中なので、古いデジカメで村上、老月両選手の試合を数枚撮ったところで電池切れ。お昼に試合が終ってから一旦帰宅した後、本社に出かける。ひょっとして会社からバッグを持って出なかったのかもしれないとも思って、2階の事務室のドアを開けるなり部屋の中を見回すも無い。そこでレストランに違いないと電話するも、無いとのこと。同期生の奥さんに電話し聞いてみたが、帰りがけには見かけなかったと言われる。それならば高山線の列車で忘れたのかとJR富山駅に電話するも届いていないという返事。バッグにはデジカメや電子辞書、A5版のスケジュール手帳及びそれとセットで使っているデイリーレポートを綴ったA5版の手帳などの他、郵便通帳1冊とクレジットカードが1枚入っていた。カメラや手帳を失うことよりカードや通帳が不正使用されたら大変だと、まずクレジットカードの停止をカードのホームページで見つけた24時間対応の電話番号に電話した。しかし、私の名前や生年月日、住所、電話番号などで調べたが該当のカードが無いので、違った銀行で作ったのではないかとのこと。仕方がないから翌日の月曜日に北陸銀行に電話することにして、知人が主催する4時からの千石町での集会に参加したが、バッグが気になって仕方がない。6時過ぎに会社に戻り、私の机の周りやトイレなど再度調べたがやはり無い。 
 月曜日、市電に置き忘れた可能性も無きにしも非ずと、まず市電を運行する富山地方鉄道に電話した。
 バッグの中身を聞かれたので、あったのかなと喜びかけたが、返事は「ありません」。次に地元の取引銀行に電話したら、この銀行で作ったのは他の会社のカードであることが判明。それならばもう一つの銀行しかないと電話するとその通りであり、ほとんど使ったことが無いこのカードにはクレジットの他にキャッシングの機能もついていたとのことで、カードを使っての買い物と現金引き出しを停止してもらう。また、通帳を作った郵便局に電話し通帳を紛失したことを告げると、郵貯銀行のカード紛失センターにまず電話するように言われ、電話して郵便通帳でのATMからの引き出しを停止してもらった。その後、郵便局と銀行に出向き、通帳やカードの再発行手続きをした。翌日の火曜日に、もしかしてJR富山駅で切符を買うときにバッグを置き忘れたかもしれないと再度電話するも無いとのこと。そして、その日の内に届けられていなければ、まずは見つからないという冷たい返事。 
 今後は、バッグを持ち歩かない、スケジュールは先日購入したIPod touchのカレンダーに書き込む、メモ用のノートは背広上着の内ポケットに入る大きさのものに変える、などを決め、せっせとIPod touchにスケジュールを打ち込み始めた。そして、電気ビルでの総会中に、娘から「カバン見つかったって!!」というメールが入っていて、金沢お忘れ物センターの電話番号が記されていた。翌日ここに電話し、バッグの特長を話すと間違いなく私のバッグ。「助かった」と心から安堵する。 

金沢お忘れ物センター
金沢お忘れ物センター
 金沢から戻り、コンビニで買ったサンドイッチを食べながらこのコラムを書いていたが、ようやく完了した。14時05分だ。規定のボリュームを相当オーバーしているし、推敲できず取り留めの無い内容であるが、「バッグが見つかり、良かった、良かった」ということで、お許しいただきたい。
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