本文へ移動
朝日建設株式会社 本社地図
0
5
1
7
9
3

2002年1月

オムレツが消えそうになった

 毎年正月、私は妻の高岡の実家に年始の挨拶に出かける。今年も1月2日に午後から妻と子ども4人の全員で年始に出かけた。そして、しばらくの間おしゃべりしてから、これも例年のごとく外に食事に出かけた。行き先は昨年と同じイタリヤ料理店。我が家の6人と妻の母、実家の子どもが2人、そして妻の姉と娘の2人の総勢11人であった。
 子ども達7人と大人達4人が隣り合った2テーブルに分れ、それぞれが好きな料理や飲物を注文した。最年少の我が家の10才の宏建(ヒロタケ)は、ジャンボオムレツを頼んでいた。頼んだ料理も1品ずつ出てきて、子ども達も大人達もそれぞれの話題に花咲かせながら料理とお酒を楽しんでいたが、料理の出てくるスピードは全般に遅く、食事の後半になっても子ども達のテーブルでは私の長女と次男の料理が出てこなく、大人のテーブルでも出てこない料理があった。そこで、義姉がウエイトレスのお姉さんに尋ねたら、そのお姉さんが厨房で聞いてきたらしく「卵が無くなって、ジャンボオムレツは出来ません。普通(サイズ)のオムレツなら出来ます」とのこと。ヒロはそれで良いと言うので普通サイズのプレーンオムレツに変更。しかし、しばらくたってもまだ出てこない。今度は私が別のウエイトレスに尋ねたら、何とこのウエイトレスが「普通のオムレツに変更されたので順番が後になり、卵が無くなったので出来ません」と当然といった顔で返事する。この言葉にカツンと来た私は「無責任なことを言うな!責任者を呼んで来い!」と怒鳴った。しかし、隣の席の義姉は「和夫さん、卵が無いのなら仕方が無いじゃない」と言うので、私の怒りのボルテージがますます上がり、「そんなことは無い。こんな良い加減なことで客商売が成り立つと思わせたら、このレストランの為にならない」と主張。義姉と言い争う羽目になってしまった。そこへこのレストランのオーナーシェフが現れ、私の話を聞いて「申し訳ありません。何とかします」と言う。しばらくしてオムレツがやってきた。そして、オーナーは11個のシャーベットをお詫びの印にとサービスしてくれた。私はオーナーに「卵はどうしたの?」と尋ねたら、「実家に電話して持ってきてもらった」とのこと。これぞ"使命感"と気を良くして、勘定の時に「お釣りは要らないよ」と10%以上のチップを払ってしまった。
 この一件で私はいろいろ考えさせられた。第一は、直接お客様に接するウエイトレスが、お客様あっての商売と言うことを全く分っていないということ。アルバイトと言えども"顧客満足"を意識していない様ではいけない。次に、オーナー自身が"顧客満足"を意識しているのなら、それをウエイトレスに教育しなければいけないということ。また、卵が切れてから注文を断ると言うことは、材料の把握(在庫管理)が出来ていないと言える。どうもオーナー1人で料理している様子だが、スピードの点でこれも問題と思った。
 今年の正月は、息子のオムレツは何とか消えずに済んだが、来年の正月も是非この料理店に出かけ、対応がどう変わったかを確認したいものだ。

TOPへ戻る