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朝日建設株式会社 本社地図
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2002年10月

あさひホーム

 6月6日に設立した当社の子会社の(有)朝日ケアが建設し運営する老人介護施設 "あさひホーム"の地鎮祭を、9月30日に北代の建設地で行った。
 今年の新年式で社員の皆さんに老人介護施設の建設を発表したが、その時点では4月に着工し10月に開所の予定で、運営はO社に全面的に委託することにしていた。しかし、1月から2月にかけてG設計事務所やO社と一緒に平面プランの策定作業を進める内に、私が思うケア(介護)と0社が行っているケアの実態とに少しずつズレを感じるようになり、設計についてもこのまま実施設計に進んで良いのかと何かしら不安に思うようになった。
 そこで2月中旬に、CM(コンストラクション・マネジメント)という新しい建設工事の発注方式を業務にしている私の知人である東京の土谷さんに図面を見てもらい、下旬には当社でCMの説明をしてもらった。そして3月にはCM方式で建設することに決め、G設計事務所との契約も解除し、土谷さんの紹介で染谷さんという建築家が社長のデザインショップ・アーキテクツという東京の設計事務所に設計を依頼することにした。
 O社も交えて改めて設計の打ち合せを始めたのが4月12日の金曜日。その翌日に開催された、富山型民間デイケアと呼ばれる「にぎやか」設立5周年の講演会に、私と土谷さん、染谷さんの3人で出かけた。そこで講演されたのが「生活とリハビリ研究所」を主宰し、全国で「生活リハビリ講座」を開催している三好春樹さんであった。3人とも介護について「目から鱗」の思いをし、我々が目指すケアは三好さんが語るようなケアなのだと思った。我々が疑問に思い、やめたほうが良いと考えていた機械浴についても、機械に頼らない入浴介助が出来ることを確認できた。会場で販売されていた三好さんの著書など数冊の本も買いこみ、夢中で読んだ。
 5月にはO社の事情もあって、(有)朝日ケアが直接職員を採用し運営することにした。 "あさひホーム"がやろうとしているのは、自分も住みたくなるような施設でありケアである。私は4月の"あさひホーム"開所に向けて、毎日楽しく仕事をしている。

? どんなに痴呆が重くても、お年寄りの人間としての尊厳を守ること
  ・お年寄りを「お邪魔虫」扱いしたり、哀れんで見るようなことはしない

? お年寄り一人ひとりの個性を重んじること
  ・一人ひとりのこれまでの人生、生き様を尊重し、「その人らしさ」を大切にすること

? お年寄り一人ひとりの自主性、自発性を重んじること
  ・時間から時間のケアをしない(食事時間、入浴時間は自由)
  ・強制的にリハビリやレクリエーションをさせない
  ・センサーなどでの監視はしない(外に出て行く老人には付き添う)

? 確かな食事ケア、入浴ケア、排泄ケア
  ・好きなものを好きなように食べる⇒給食業者の選定も重要ポイント
  ・楽しみになるゆっくりした入浴⇒個人浴槽(2槽)、3人浴槽(1槽)
  ・オムツをはずすケア⇒生活リズムをつかみ、トイレで排泄

? 世話される人も、世話する人も気持ちよく生活できる場
  ・コミュニケーションが大切
  ・時間がゆっくり流れる

? 多彩な人々によるレクリエーションやリハビリ療法
  ・太鼓、コンサート、絵画教室、音楽療法など

? 地域との交流
  ・地域に開かれたリビングルームのイメージ⇒喫茶コーナー、バーベキューなど
  ・地域住民の積極的な(有償)ボランティア参加
  ・子供が遊びに来る雰囲気づくり

? 自然を大切に ・自然の風が通り、太陽の光を十分取り込む建物
  ・建物の周りは樹木で囲む⇒JRの列車や変電所の音に対する防音林
  ・土と親しむ⇒自分達で野菜栽培(当社のRC工法採用)
  ・リサイクル⇒雨水を利用した草木の水撒き

? 高断熱の建物 ・夏冬は、エアコンをなるべく使わない
  ・冬の主暖房は床暖房(24時間運転) 
 
 

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