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2004年9月

ノーマイカーデーに参加して

  私が会員となっている富山経済同友会からの参加依頼に応えて、9月8日の「県・市町村統一ノーマイカーデー」に当社も参加した。
  このノーマイカーデーは富山県公共交通利用促進協議会の主催だが、実施要領における「趣旨」には、過度のマイカー利用に伴う以下の問題が記されていた。  ?交通渋滞 ?利用者の減少による公共交通の衰退 ?地球温暖化や大気汚染 ?交通事故の増加 ?「歩く」事が少なくなることによる県民の健康保持
 どれももっともであり、道路建設を主体としている当社はこれらの問題に大いに関心を持つべきだと考え、参加を決めた。
 また、このノーマイカーデーの目的は、『マイカーから徒歩または公共交通利用への転換を少しでも実践することにより、県民に「ノーマイカーデー」運動が認識され、今後の交通のあり方について意識を深めていただくこと』とある。そうであればより多くの社員が実践した方が良いだろうということで、対象者はマイカー、社有車を問わず車利用の社員全員とし、社有車での通勤者は前日会社に車を置いて帰宅することにしようと考えた。そして、メールアドレスを持っている社員全員に私のこの考えをメールし、事前に参加しようとする社員の報告を求めた。
 さて、前日の8日、私は午後7時半を過ぎて退社しようとしたが外は台風18号の接近で大風。丸の内のバス停に向って歩き出したが猛烈な強風で歩くのも困難。あきらめて社有車で帰った。
 夜中の強風もおさまった翌朝、呉羽駅7時34分発のJRに乗ろうと7時7分に家を出た。自宅から歩いて2、3分のバス停で事前に時刻を調べたら、以前は7時台にたくさんあった富山駅行きのバスが全く無く、最初のバスが10時台だったのでJRにしたのだ。前夜の風で落ちたたくさんの実が落ちた梨畑を横目に、健康を思い足早に歩く。7時20分、旧国道8号線の交差点に着く。このまま呉羽駅に向えば充分JRに間に合う。しかし、ここからJR呉羽駅までとJR富山駅から本社まで合わせて20分ほどの歩きが頭をかすめ、「健康保持」を忘れてすぐそばの呉羽のバス停に向う。時刻表を見ると、7:21の次が7:49。腕時計を見ると7時22分だったが、バスは遅れてくるものだと待つことにする。しかし25分を過ぎてもバスは来ない。ヤバイと思い始めたところに5分遅れでバスがやってきた。整理券を受け取り乗車。立っている乗客はおらず、最後部の座席に座る。風で倒れた看板をながめたり、富大前で降りる附属小学校の児童の「ありがとうございました」と言う元気な声に「後輩は礼儀がいいなあ」とうれしく思ったりしているうちにバスは丸の内に近づく。整理券と9月8日限りのノーマイカーデー100円割引券と210円とを料金箱に入れながら、運転手さんに割引券を使ったのは何人かと聞くと、私が3人目との返事。意外に少ないと思った。丸の内から本社まで数分歩き、本社に着いたのは
7:50。いつもより5分ほど早かった。
 帰りもバスにして丸の内発19:04に乗り、呉羽からひと駅前のカーマ呉羽店前で210円払って下車。歩いて帰る元気は無く、息子に車で迎えに来てもらって帰宅。しかし、「今日は良いことをした」という満足感はチョッピリ感じた。
 今回の当社のノーマイカーデー参加者は25人で、参加率はほぼ30%。電車やバス、自転車、徒歩のほか相乗りも7組、14人あった。息子さんなど家族と相乗りした社員も2人いたと聞き、相乗り組みは同僚や家族と車中どんな話をしていたのかと想像すると楽しい。いつか聞いてみたいものだ。
 地元新聞のコラムでは、今回13,630人が参加し、民間企業は99社であったとのこと。また、「たまには公共交通機関を利用して通ってもいい」という参加者の声を紹介し、「たまには」が「いつも」に変るのは容易では無さそうだと結んでいる。
 私は、シートベルトの未着用に罰則が設けられる前から社員にシートベルの着用を勧めていた。社員を交通事故で死なせたくないという明確な目的があったからであり、罰則が無くても着用率80%くらいまでにはなっていた。
 過度のマイカー利用に伴う問題を考えれば、ノーマイカーデーを「たまに」ではなく、せめて「ときどき」まで持って行きたい。これにも、目的をシッカリ社員に認識してもらうことが必要だ。確かに車は便利だが、「ときどき」は自主的、自発的に公共交通機関を利用したり歩いたりして、自分の生活スタイルを見直してみようではありませんか。

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