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2006年2月

メルマガと映画と本

 2月12日の日曜日、毎日愛読しているメールマガジン(メルマガ)【成功のビタミン・一日一語】で取り上げられていた映画「男たちの大和」を観た。このメルマガの発行者は臥龍(ウォロン)こと角田識之(すみだのりゆき)さんで、2003年の年末から読み始め、社内メールで時々このメルマガを転送している。
 毎日発行されているこのメルマガには、「人生は片道切符ですが、指定席の変更は可能です。ビタミンGを飲んで、あなたのG列車に乗り換えましょう!」、そして、「本メルマガは、二度ない人生を感動的に演出し、自己実現の成就を目指して、骨太に生きたい方専用の心のビタミン・メールです。三ヶ月摂取すると、意識体質が骨太に変わり、指定席変更への行動変革が生まれます。」と書かれている。これまでに2回東京まで出かけて、角田さんの主催する勉強会と講演会に参加しているが、今にして思えば、「三ヶ月摂取すると、意識体質が骨太に変わり、指定席変更への行動変革が生まれ」た証のひとつなのかもしれない。
 今年の1月7日の【成功のビタミン・一日一語】 vol.948の題は【タイムカプセルの声を聞く】であった。この日に角田さんが観た映画「男たちの大和」を取り上げ、『歴史とは、現代人に語りかける「タイムカプセル」ですね。』で始まった解説で3つのことを語っているが、そのひとつが「負けて目覚める」であった。これは実際の乗組員、白淵 磐大尉の遺した言葉で、「敗れて目覚める。それ以外にどうして日本は救われるか。今日目覚めずしていつ救われるか。」である。角田さんは、この「負けて目覚める」ということで、太平洋戦争後の日本は、見事に復活したとし、「負けて目覚める」というキーワードは、色々な場面で使えますね、と書いている。
この言葉を映画の中で語ったのは元巨人軍の長嶋一茂だったが、見終わってからこのシーンで語られた言葉を確認したくて、インターネットで検索した。そしてやはり印象的だった「日本は進歩ということを軽んじすぎた。進歩より精神主義を重んじた」という言葉も見つけた。
 当社の昨年の決算は赤字決算であったが、「負けて目覚める」から次のように考えた。経営において赤字決算は負けではない。企業が負けるとは倒産することであり、倒産してから目覚めていては遅い。赤字決算のときに目覚め、倒産を回避しなければいけないのである。
 「日本は進歩より精神主義を重んじた」から、その時読み始めていた「リーダーのためのとっておきのスキル」を思い起こした。この本は、もうひとつの愛読メルマガ【平成・進化論】で知って早速買った本だ。行動を改善することによって、その人が元々持っている根源的な力を発動させることを最終的な目的とするこの本の第1章は、「従来のマネジメントは、勘や経験をよりどころにしたものか、そうでなければ理想論や精神論に走ったものがほとんどでした」で始まる。映画の中で語られた「精神主義」が、この本の中にたびたび出てくる「精神論」という言葉と結びつき、この本を読み進むピードが上がった。
 建設産業を取り巻く現況の経営環境は、私が当社の経営に昭和50年から携わってきた31年間で最も厳しいが、この状況がまだまだ厳しくなることはハッキリしている。この困難な時代にあって、経営トップとしてはゆるぎない経営理念を持ち、社員に進むべき道をシッカリ示すことが大事だと強く思うのだが、忘れてはいけないのが社員を育てることである。社員の能力を開発し、社員を育てることに関しては、有効に機能しているとは思えない現在の賃金体系、人事考課を、この4月から「やる気にさせる賃金決定」を目指して新しい賃金体系に改め、人事考課のやり方も改める。そのためにも「精神論」ではなく、この本に書かれているように、行動の中身をはっきりさせることで部下が「仕事好き」「会社好き」になる的確な人材育成をベースにすることが課題だと気付いた。
 メルマガ【成功のビタミン・一日一語】を読み、映画「男たちの大和」を観た。メルマガ【平成・進化論】で「リーダーのためのとっておきのスキル」を買った。メルマガと映画と本がうまくつながった。あとは成功に向かっての行動あるのみだ。
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