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2011年6月

3.11大震災とロータリーの元米山奨学生の活動  

 私はロータリークラブに入会して25年目だが、2001―2002年度から2005―2006年度まで5年間、2610地区(富山県と石川県のクラブで構成)のロータリー米山記念奨学会委員会の委員長を務めた。この間、多くの外国人奨学生との交流を通して、彼らを支援することの意義や国際平和に貢献するロータリーの米山奨学制度の素晴らしさを知った。
 2006年度以降は地区米山委員会を離れたが、その後も米山奨学事業の最新情報を提供するメールマガジン「ハイライトよねやま」をずっと読んでいた。そこに記載されていた3.11大震災に際しての学友(元米山奨学生)の活動記事を少しだけ紹介したい。
 3 月25 日発行 の[号外]
・今回は本当に大変な事態になって、大きくショックを受け、心がすごく痛みました。勤勉で親切な日本の国民、中でも私の第二の故郷である東北の皆さんがこのような大災害に巻き込まれ、人命が失われ、これまで創造してきた生活が崩れ落ちているのをみて、この2日間はいても立ってもいられない思いでおりました。できることならその場からすぐに日本へと飛び出して、自分にできるかぎり尽力したいと思ってきました。(中略)私たちにできることは何かと一生懸命に考えています。これからできることが出てきたら全力で当たりたいと心準備はできています。何かあれば、私たちにご提示していただければうれしいです。

・タイ国だけではなくいろんな国が大変なときに必ず最初に手を伸べさしてくれるのは日本です。今度はこちらがお返しする番です。今回は今まで日本国の皆さんが与えてくださった人生の財産になる知識、その温かみに恩返しするつもりです。会社経由で募ってる義援金のかたちで少ないですが、日本国にお返しできるように、早く復興できるように心よりお祈り致します。

各国での募金活動の記事もあった。
・中国大連で日本書籍専門書店を経営しております。日本東北太平洋沖に起きた大地震で多くの方が亡くなられて、本当に心を痛むような状況です!私としてはこの中国大連にいながら、何かをして日本の被災者を助けたい気持ちでいっぱいです。そこで、早速弊店内で募金箱を設置しました。そして、今日一回目、日本領事館に寄付金を渡してきました。

・現在台湾の国立虎尾科技大学で教鞭をとっています。今週月曜日からわたしは本学で学生、教員たちに募金の呼びかけをし始めます。皆さんは「12年前の台湾921 大震災のときも、前年台湾台風被害に遭ったときも、日本から暖かく支援を得たから、今度こそ、わたしたち恩返しの時だ」と募金活動に賛同します。大学の学長も募金の趣旨に賛成し、今日(15 日)学校の役員会議で全学募金活動に拡大しようと提案し、満場一致で可決しました。物価の高い日本にとって、焼け石に水かもしれないが、「がんばって、応援するよ」という気持ちを被災者に伝えてほしいです。一日も早く元に戻れるように、遠い台湾の空の下で祈っています。

4月12日発行の「ハイライトよねやま」133号。
●国内外から支援の輪
4 月11 日現在までに、台湾学友会から2,576,000 円、韓国学友会から1,630,000 円、中国学友会から1,358,500 円、第2670地区学友会から37 万円を受領しました。また、匿名奨学生から「日本で生活するわれわれ外国人も今回の震災に日本人と同じく心を痛め、同じく力を出したい」と、アルバイトで貯めたお金を含め10 万円を寄付してくれたほか、台湾学友会理事長の許國文さん(1975-77/徳島RC)が、自身の所属するロータリークラブを通じてマスクを6,000 枚送ってくれました。これらの義援金と物資は、近日中に被災地区へ送ります。
台湾セブン-イレブンを展開する統一超商社長の徐重仁さん(1976-77/平塚RC)は、「第2の故郷である日本が大きな困難に臨み、いてもたってもいられぬ日々が続いています」とコメントを寄せ、セブン-イレブンの店頭募金などで2億円以上の義援金が集まっていると報告してくれました。

5月12日発行の「ハイライトよねやま」134号」
在日ネパール人によるカレー炊き出し:在日ネパール人協会では、ギリ・ラムさん(1998-2000/室蘭RC)やジギャン・クマル・タパさん(2008-09/横浜たまRC)など米山学友を中心とする有志が2 度にわたって被災地を訪れ、本場のカレーを振る舞いました。1回目の支援先は、「原発事故の風評被害で支援の手が届いていない」と聞いた福島県いわき市。4月1日、いわき明星大学内で1,000 食以上のチキンカレーを提供、近隣避難所にも配ったほか、飲料水、子どものおむつやおもちゃを持参しました。4月16 日には47人の在日ネパール人の協力のもと、宮城県南三陸町からの被災者が避難している登米市内の避難所で計1,000 食のカレーを提供したほか、ヨガ教室を開いたりマッサージを施すなど、被災者の日々の疲れを癒しました。

「ハイライトよねやま」のこれらの記事を読み、米山学友の日本に対する強くて暖かい恩返しの気持ちを感じ、改めてロータリー米山奨学制度の意義を確認した。そして、私自身も、ロータリアンの立場からも大震災の復興に積極的に係わらなければいけないと思った。

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