朝日建設株式会社
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2015年1月

京都での学び

 今月から5月まで、ゴールドラット・コンサルティング・ジャパンが開催する「ゼロから始めるTOC 実践ワークショップ(全5回コース)」に参加する。各回とも土曜日10:00〜18:00の開催で、会場は、昨年4月に京都市左京区八瀬(大原の手前)にオープンした、ゴールドラット・コンサルティング・セミナーハウス「楽月庵」である。
 
 このワークショップに参加することにしたのは、当社が導入しているCCPM(クリティカル・チェーン・プロジェクト・マネジメント)の基になる理論体系TOC(theory of constraints制約理論)を、今度こそシッカリ学びたいと思ってのことである。
 
 CCPMを当社に導入したのは2007年12月であったが、そのきっかけは、その年の11月15日の、現在ゴールドラット・コンサルティング・ジャパンのCEOであり、当時はソフト開発会社ビーイングの取締役であった岸良裕司さんとの出会いであった。岸良さんは、私が富山県建設業協会経営改革推進委員長として行った経営改革セミナーの講師として来富されたのだが、岸良さんの熱く面白い講演に、CCPMを使って発注者である役所と施工者である建設業者が一体になって工事を進めることで、地域住民のためになる「三方良しの公共事業」が実現できたらどんなに建設業界が楽しいものになるかと思わせられた。セミナーの後しばらくして岸良さんから電話があり、12月21日は身体が空いているので、今回と同じようなセミナーを、朝日建設が実際やっている工事を事例にして朝日建設でやりましょうと言う。それはありがたいと、当社の社員十数名に富山県庁の土木部と農地林務部の職員も交えて、富山大橋下部工A2橋台工事を題材にしてのCCPM社内セミナーを本社4階会議室で開催した。「三方良しの公共事業改革」に すっかり共鳴した私は、このセミナーの後すぐにCCPMのソフトを購入し、当社でもCCPMに取り組むことにしたのであった。
 
 そして、翌2008年に全国組織「三方良しの公共事業推進研究会」を発起人の一人として立ち上げ、研究会が毎年主催する「三方良しの公共事業推進カンファレンス」に、社員と一緒に参加している。
 
 2009年4月には岸良さんの誘いで、TOCを提唱したイスラエルの ゴールドラット博士の東京での3日間の来日セミナーに参加した。しかし、博士の講演を直接聴いたからといって、TOCがキチット理解できるというものではなかった。
 
 TOCについて不勉強だと感じていた私は、2013年の1月中旬に届いた岸良さんからのメール「2月10日第2回考える大人になるTOCのコンファレンス@京都大学やります!」に即反応して、内容をよく読まないままに「考える大人になるー教育のためのTOC」シンポジウムに参加した。このシンポジウムは「教育のためのTOC」だったので、父親が小学生の娘と一緒に行ったプレゼン「新体操で銅メダル獲得!」や中学1年の男子生徒のプレゼン「TOCを使って中学校生活を充実させよう!!!」を交え11の事例発表がなされたが、それぞれに素晴らしかった。帰りの列車の中では、「時間がない」と言わないで、TOCを基礎からしっかり学び、会社で、そして家庭で、課題解決に役立てたいと思った。
 
 そこで岸良さんにTOCを学ぶにはどうすればよいかと尋ね、彼が書いた「全体最適の問題解決入門」を勧められたので購入して読みもしたが、実際にTOC理論に基づいて当社の問題解決に当たるという状態には未だ至っていない。
 
 そんな状態であったところに、昨年12月8日、TOCクラブから『ゼロから始めるTOC 実践ワークショップ』の第3回目を実施するという案内メールが届いた。「2014年4月に「ゼロから始めるTOC 実践ワークショップ」を開講しましたが、早いもので今回で3回目となります。いつも沢山のお申し込みをいただき、あっという間に満員(注:定員30名)になり、参加ご希望の多くの方々にご参加いただけないことを本当に申し訳なく思っています。」と書かれているではないか。京都は遠いと感じはしたが、「ゼロから始める」と「実践ワークショップ」という言葉に、これならTOCをきちんと学べるのではないかと思い申し込みした。
 
 また、11月初めに岸良さんから来たメール「全世界で1000万人が読み、日本のみならず、世界各地で幅広い分野で目覚ましい成功事例が続出している『ザ・ゴール』。1984年に出版以来、今も色あせないベストセラーなのはご存じのとおりです。この不朽の名作、出版30周年を記念して、まんが版『ザ・ゴール』を世界に先駆けて日本で最初に出版することになりました。そこで、まんが版『ザ・ゴール』の発売を記念し、ゴールドラット博士の世界中の側近が日本に集結。世界の最高峰の知識体系と事例を一挙公開する2日間、「全体最適のマネジメント理論TOCサミット」を開催することにしました。」にも反応して12月17日、18日の東京でのサミット参加し、会場で、漫画を描いた蒼田山(あおた・やま=本名宮前聡子)さんのサイン入りの本を買った。サミットで紹介された事例はそれぞれに興味深かったが、なかでも引き込まれたのが、今月の私の朝礼で紹介した、マツダの人見光夫さんからの、CCPMをフル適用しての新型エンジン「スカイアク ティブ」の開発物語であった。帰りのJR車中、特急「はくたか」が雪で2時間近く遅れたこともあり、まんが版『ザ・ゴール』を読み終えたが、TOCの理解が急に進んだように感じた。これは全社員に読ませるべきだと思い、翌日まんが版『ザ・ゴール』を70冊注文し、12月26日に書店に取りに行き、その足で八尾・富山の両オフィスとほくりくエコンに所属社員数分の本を届け、本社では各部門で直接社員に「年末年始の間に読んでおくように」と言って手渡した。
 
 そして今年、「ゼロから始めるTOC 実践ワークショップ」がスタート。1月17日の土曜日、朝5時8分発の特急「しらさぎ」の車中で、事前準備として一読するように奨められたゴールドラット博士の論文「巨人の肩の上に立って」を何とか読み終え京都に着いた。第1回ワークショップ全体最適の生産マネジメント−DBR(Drum Buffer Rope)は7時間の長丁場であったが、「ザ・ゴール」のDVDを見る45分間のセッションや、「巨人の肩の上に立って」の全文を解説を交えながら読むセッションなどもあって、自分なりにかなりTOCの理解が進んだように思った。
 
 そして、ワークショップで何度も繰り返して語られる「流れ(flow)」を耳にしながら考えたのが、2015年カレンダーの黄色い紙への印刷のことだった。これまでやっていた総務部の社員が印刷するという工程を省いても何の支障も無く、むしろ、社員が来年3月までの休日を早く知ることができる、黄色の紙にかかる費用が省ける、総務部の社員が印刷するのにかかる時間(=お金)が不要になる、白色の紙に印刷したほうが、ピンクや黄色、グリーンなどの色を印として日付につけられて便利などのメリットがあると 思った。19日に出勤し、すぐにこのことをノーツのメールで通達したが、ワークショップに参加した効果が早速出たと、内心嬉しく思っている。
 
 4月25日のワークショップは、「全体最適のプロジェクトマネジメントCCPM」だ。当社の今年の経営指針の3番目「CCPMの考え方の全工事での展開」を今年こそ前進させるために、社員2、3人を同行し一緒に学んでもらうつもりだ。
 
 参加者の中で、そして講師陣の中でも、68歳の私が最年長者だが、5回のワークショップから得たものは私が一番大きかったと言えるように、この後4回、シッカリ楽しく京都で学んできたい。